2009-03

将棋雑文

中井広恵女流六段優勝

大和証券の女流最強戦で、中井広恵女流六段が見事に優勝した。 相手に穴熊を平気で組ませて、自らは銀冠。居飛車と振飛車逆ではあるが、大山康晴十五世名人の晩年の棋風を思わせる。 昨日の中継も良かった。 羽生名人と矢内女王の大盤解説の掛け合いが、う...
振飛車党の古き良き時代

中原誠十六世名人の「最も印象に残るタイトル戦」(1)

中原誠十六世名人が「最も印象に残るタイトル戦」という、1972年の名人戦を振り返ってみたい。(中原誠十六世名人が初めて名人を獲得した名人戦。ちなみに挑戦を決めたA級順位戦では8戦全勝) 時の名人は大山康晴十五世名人。 中原挑戦者からみて、○...
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将棋雑文

中原誠十六世名人の▲5七銀

以下の文章は、毎日jpよりの抜粋。 当時、名人戦を単独主催していた毎日新聞でなければ書けない記事だ。 『「私はこの手を見たとき、なぜか眼(め)に涙が溢(あふ)れてきたのである--。<ああ、おれはなんというしあわせ者だ>」。作家の斎藤栄さんは...
将棋雑文

中原誠十六世名人に捧ぐ

中原誠十六世名人の引退が発表された。 永世名人の引退ということでは、木村義雄十四世名人以来ということになる。 私が将棋をはじめたのが、小学3年だったか4年だったか。その頃(昭和42年頃)、親が仙台のデパートでやっていた将棋祭りに連れていって...