王位戦第5局は、二日目の19:33に千日手が成立。
指し直しの末、広瀬章人六段が深浦康市王位に勝って、3勝2敗とした。
指し直し局は、ある意味で振飛車の手本になるような指し回しだった。
千日手になった一局は、いかにも相穴熊らしい内容。
広瀬六段の振飛車穴熊を見ていると、居飛車、振飛車以外に「穴熊」という分類があるのだなと、つくづく感じさせられる。
広瀬六段の振飛車穴熊は、振飛車の感覚ではなく、広瀬流穴熊ワールドだ。
藤井システムが、振飛車の感覚ではなく藤井システム独自の世界であったように、広瀬流穴熊もオリジナルな世界を創り上げているのだと思う。
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それにしても、二日目夜の千日手指し直しだったので、両対局者も含め関係者の方々は大変だっただろう。
終局が1:20。
時間が時間なので感想戦も打ち上げもなく、という展開。
個々の飲み会はあったろうが、お疲れさまとしか言いようがない。
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今回の昼食予想は、いいところまでいったが、全てはずれてしまった。
一日目
深浦康市王位
予想:うどん、天婦羅、おにぎり → 松花堂弁当
広瀬章人六段
予想:松花堂弁当 → うどん、天婦羅、おにぎり3個
二日目
深浦康市王位
予想:松花堂弁当 → 冷やしうどんと梅おにぎり
広瀬章人六段
予想:うどん → 親子丼(少なめ)
一日目の逆パターンが痛かった。