竜王戦、王将戦、棋王戦

竜王戦第5局は渡辺明竜王が勝ち、竜王位8連覇を達成した。→中継

王座戦に続き、渡辺竜王がどんどん強くなっているような感じがする。

また、渡辺竜王の将棋は魅せる将棋でもあると思う。

踏み込みの良さと計算されたスピード感覚が、見ていてとてもワクワクする。

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丸山忠久九段は、パパイアなどの南方系果実、ヒレカツサンド、キットカット、第5局二日目の昼食(中国料理フルコース)など、盤外でも話題豊富だった。

丸山九段の過去のタイトル戦などから推察して、これらのことは想定内として私はあまり驚かなかったのだが、第4局二日目朝食の「ふぐちり」には衝撃を受けた。

朝食がステーキやフランス料理のコースだったとしても、それはあり得ることだが、「ふくちり」は想像もできないことだった。

ふぐちりは、昆布などで取ったダシ汁にフグの切り身や骨を野菜などと一緒に土鍋に入れて煮込んだ料理。付けダレとしてはポン酢を用いることが一般的だ。

どうみても酒の肴であり、ご飯と合うとは思えない。

鍋を食べた後に作る「ふぐ雑炊」であれば朝食として理解はできるのだが。

どちらにしても、竜王戦での食べ物も、丸山九段の勝つためにベストを尽くす姿勢の表れであると思う。

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昨日は王将戦挑戦者決定のプレーオフも行われ、佐藤康光九段が豊島将之六段に勝って挑戦権を得た。→棋譜

佐藤康光九段は来年は後厄から抜ける年(厳密には2月3日から明ける)。

思う存分活躍するのではないかと思う。

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棋王戦の挑戦者決定トーナメントも昨日行われ、広瀬章人七段-郷田真隆九段戦は郷田九段が勝ち、あと1勝で挑戦者になれる位置についた。

広瀬章人七段は敗者復活戦へまわり、糸谷哲郎五段と戦うことになる。

棋王戦挑戦者決定戦は変則2番勝負で、勝者組優勝者(郷田九段)は2局のうち1回勝てば挑戦権を得るが、敗者復活戦優勝者は2連勝が挑戦の条件となる。

プロ棋士のキャンパスLIFE 逆転負け

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竜王戦が終わると、年末という雰囲気になる。

「竜王戦、王将戦、棋王戦」への4件のフィードバック

  1. た、確かに、朝食のふぐちりは衝撃ですねーっ。
    推測としては、丸山流は①あまりお酒を吞む習慣がないのでふぐちりが酒の肴であるという酒吞みならあたりまえの感覚を持ち合わせていなかったので平然と朝食に注文した。②お酒は好きでよく吞んでいるのだが、ふぐちりに対してのこだわりがないので平然と朝食べた。③ふぐちりとお酒が合うことはもちろん知っていて、その朝も当然お酒を吞んだ。という筋が考えられます。
    まあ、③はそんなことがあったら面白すげーなと思ってあげたのですが、さすがにこれはないでしょうから。①か②ですね。
    どちらにしてもなかなかやるなと思います。
    お宿の調理場も、朝飯にふぐちりの注文を受けてさぞかし驚いたことでしょう。

  2. 今期不思議に思ったのは、各対局場が、フグだのパパイヤだのマンゴーだのを、
    事前に用意しているものなのか、言われてすぐ調達できるものなのか、
    (パパイヤ、マンゴーは2局目以降は用意かもしれませんが、
    第1局の天童で突然言われて調達できる果物屋があるとは思えず)
    その辺の裏方の苦労話も読んでみたい気がします。

  3. きたろうさん
    東北ではあまりふぐは食べないと思うので、旅館では本当にビックリしたのではないかと思います。なおかつ福島市は盆地ですし。

  4. Guten Tag さん
    将棋世界の最新号に、読売新聞の小田さんが書かれていますね。事前に希望を聞いているようです。

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