羽生善治名人に佐藤天彦八段が挑戦する名人戦、第4局は広島県福山市の「福寿会館」で行われる→中継
福寿会館は、福山城公園内にあり、昭和初期に個人の別荘として建てられ、現在は福山市の市史編纂室及び貸会議室や貸茶室として使われている。本館、洋館の2つの施設で構成され、いくつかの建物が国の登録有形文化財に登録されている。
福寿会館の歴史は次の通り。
- 藩政時代には幕府から預かった兵糧米を収蔵する城米蔵があった場所だった。
- 明治時代、この近辺が民間に払い下がられ梨園に。
- 1930年代、海産物商で削り節の考案者といわれ「鰹節王」と呼ばれた安部和助氏の別荘が建てられた→現在の福寿会館の建物
- 福山大空襲では隣接する福山城天守が焼失する中で罹災を免れ、その後、所有権は個人に移ったが、福山通運創業者渋谷昇氏が買い取る。
- 1953年、福山市に寄贈される。
- 寄贈後は結婚式場となる。
- 1973年からは、洋館は福山市の迎賓館に、本館は貸会議室や貸茶室に。
- 1992年の新市庁舎完成により、洋館の迎賓施設は市庁舎へと移される。
- 1997年、洋館が国の登録有形文化財(建造物)に登録される。
- 2009年、洋館を一般開放。
- 2012年、本館・西茶室・南茶室・西蔵・東蔵が国の登録有形文化財(建造物)に登録される。
〔福寿会館での対局の食事実績〕
福寿会館では2009年に名人戦第3局が行われており、将棋棋士の食事とおやつのデータによると、昼食は次の通り。
羽生善治名人 ◯
一日目 親子丼
二日目 シーフードピラフ
郷田真隆九段 ●
一日目 天ぷらうどん
二日目 ビーフカレー
この時は前夜祭が福山ニューキャッスルホテルで行われており、福寿会館内に食事施設はないので、昼食も福山ニューキャッスルホテルからデリバリーされたものと思われる。
福山ニューキャッスルホテルのレストランのメニューを見てみたい。
◯カフェ&ビュッフェレストラン クレール
ハンバーグ、ビーフカレー、気まぐれパスタなどのバイキング。
◯グリル・ロジェ
ステーキランチ(国産牛ロース肉150g)2,900円
◯和食堂 鞆の浦
週替わり定食 海風 2,000円
◯本場中国四川料理 又来軒
炒飯 550円
中華丼 800円
麻婆丼 850円
あんかけ炒飯 1,350円
フカヒレ姿のせ炒飯 3,500円
あんかけ焼きそば 950円
揚げそば 950円
〔昼食予想〕
今回も理屈抜きで。昼食の予想は次の通り。
羽生善治名人
一日目 シーフードピラフ
二日目 天ぷらうどん
佐藤天彦八段
一日目 ハンバーグ定食
二日目 ビーフカレー