将棋マガジン1987年5月号、コラム「棋士達の話」より。
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一時期若手の間で大食いの賭けが行われた。モリソバ6枚、ラーメン4杯汁ごと、餃子100個、等々である。その中で一番難しかった話は豆腐4丁。量は大した事はないのだが、味なしで食べると2丁で気持ち悪くなるからだという。
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奨励会員は若さの故か賭けもひどく乱暴な事もある。ゴキブリやミミズを食べる話など周囲の気分を悪くさせる話も残っている。圧巻はコーラ5本を飲む話。最短記録は何と37秒。ちなみにこの男は直後更に4本を今度は35秒で飲んだ。異常。
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「そのことを実現できるかどうか」の賭けだったと考えられる。
モリソバ6枚、ラーメン4杯汁ごと、餃子100個は、同じような難易度ということになるのだろう。
モリソバはいけそうな感じもするが、調べてみるとモリソバ1枚でわんこそば15杯ということなので、わんこそば90杯分。
盛岡のわんこそばの店では100杯で認定証が出されるわけで、やはりかなりなボリュームということになる。
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豆腐をそのまま食べるのがこれほどの苦行とは意外な事実だ。
体を壊さずに気持ち悪くなれる、唯一の方法かもしれない。
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虫系を食べるのは、はるか昔の時代にあったことなのだろう。
「圧巻はコーラ5本を飲む話」とあるが、コーラの早飲みよりも、虫系の方が圧巻だと思う。