第59期王位戦第1局対局場「ホテルフォレスタ」

菅井竜也王位に豊島将之八段が挑戦する王位戦、第1局は愛知県豊田市の「ホテルフォレスタ」で行われる。

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ホテルフォレスタ」は株式会社トヨタアメニティ(トヨタ自動車株式会社100%出資会社)が管理・運営しているリゾートホテル。

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〔過去の注文実績〕

過去のタイトル戦での「ホテルフォレスタ」での注文実績は次の通り。

(「将棋棋士の食事とおやつ」のデータより)

羽生善治竜王
2017年棋聖戦 にぎり寿司 ◯
2016年棋聖戦 にぎり寿司 ◯
2014年棋聖戦 ビーフハンバーグステーキ ◯
2013年棋聖戦 にぎり寿司 ◯
2012年棋聖戦 にぎり寿司 ◯
2011年棋聖戦 飛騨牛ハンバーグステーキ ◯
2010年棋聖戦 飛騨牛ハンバーグステーキ ◯
2009年棋聖戦 稲庭うどん おにぎり2つ ●
2009年名人戦 ヒレステーキサンド、にぎり寿司  ◯
2008年王位戦 飛騨牛ハンバーグステーキ ●
2008年棋聖戦 飛騨牛ハンバーグステーキ ●
2005年棋聖戦 ハンバーグサンド ◯

斎藤慎太郎七段
2017年棋聖戦 牛ヒレカツカレー ●

永瀬拓矢七段
2016年棋聖戦 にぎり寿司(13貫以上・さび抜き) ●

森内俊之九段
2014年棋聖戦 大えびフライカレー ●

渡辺明棋王
2013年棋聖戦 ビーフステーキカレー(甘口) ●
2007年棋聖戦 稲庭うどん ●
2006年竜王戦 飛騨牛ハンバーグステーキ、肉うどん ◯

中村太地王座
2012年棋聖戦 牛フィレカレー ●

深浦康市九段
2011年棋聖戦 フィレステーキのサンドイッチ ●
2010年棋聖戦 稲庭うどん おにぎり  ●
2008年王位戦 稲庭うどん おにぎり  ◯

木村一基九段
2009年棋聖戦 にぎり寿司 ◯

郷田真隆九段
2009年名人戦 にぎり寿司、飛騨牛ハンバーグステーキ ●

佐藤康光九段
2008年棋聖戦 肉うどん おにぎり1つ ◯
2007年棋聖戦 肉うどん おにぎり2つ ◯
2006年竜王戦 肉うどん、握り寿司 ●
2006年棋聖戦 肉うどん ◯
2005年棋聖戦 ハンバーグサンド ●

鈴木大介九段
2006年棋聖戦 肉うどん ●

〔昼食予想〕

菅井竜也王位は、昨年の王位戦七番勝負と同様、今年もバラエティに富んだメニュー選択になると予想される。

豊島将之八段はご飯系中心が見込まれる。

予想は次の通り。

菅井竜也王位
一日目 飛騨牛ハンバーグステーキ
二日目 ビーフステーキカレー

豊島将之八段
一日目 うな重
二日目 牛ヒレカツカレー

 

初心者のための将棋教室(NHK文化センター仙台教室)が始まります

NHK文化センター仙台教室で、7月11日から初心者の方のための将棋講座を担当させていただきます。

  • 駒の動かし方を覚えたばかりでスマホなどで将棋を指しているけれども、なかなか勝てない方
  • プロ棋士の対局を観るのが好きだけれども、指す手の意味や戦法のことをもっと知りたい方

のための講座です。

基礎を学ぶことに加え、観戦記を通してプロの将棋、プロ棋士の魅力に触れる時間も設ける予定です。

7月は、今月発売されるNHK将棋講座8月号掲載の私が書いた井上慶太九段-糸谷哲郎八段戦の観戦記を題材として、行数の関係から観戦記に盛り込むことができなかったエピソードなども加え、解説をさせていただく予定です。(NHK将棋講座8月号は、受講者の方にお配りします)

NHK文化センター仙台教室の講座のページの似顔絵はバトルロイヤル風間さんに描いていただきました。

* * * * *

〔講座の内容  回数:6回〕
・先を読む力を身につける(一手詰、三手詰)
・8枚落ちで勝つ
・6枚落ちで勝つ
・初歩の基本手筋
・平手の代表的な序盤の指し方
・各戦法のオリエンテーション
・観戦記を読みながらプロの将棋を楽しむ
・棋士のエピソード
・指導対局 など

ご興味のある方は、ぜひ教室にご参加下さいますと嬉しいです。

よろしくお願いいたします。

※同じ内容で2つの時間帯で開講します。詳細については下記のリンクからNHK文化センターのホームページをご覧ください。

初心者のための将棋教室(午後)

開催期間 2018/07/11~2018/09/26
第2・4水曜 15:00~16:30

初心者のための将棋教室(夜)

開催期間 2018/07/11~2018/09/26
第2・4水曜 18:30~20:00

子供向けの教室もあります。

こども将棋(回数:6回)

開催期間 2018/07/07~2018/09/29
第1・3土曜 10:00~11:30 が基本ですが詳細な日程はリンク先をご覧ください。

 

内藤國雄九段「棋士は25歳が最高であるという調査結果が出たのは何年前であったか」

将棋世界2004年1月号、内藤國雄九段の「一手啓上」より。

 2000年だ、ミレニアムだと胸ときめかしたのはつい昨日のことのような気がするが、はや2004年を迎える。歳月の流れの速さには今更ながら感心する。夜空にはこの9月に6万年振りに最接近した火星が今も一際明るく輝いている。同じ火星を眺めたであろう6万年昔の人類のこと、またこれから6万年後に眺めるであろう人類のことを考える。6万年の振れはあっても、人間の思うこと、考えることはさして変わらないのでは、という気がする。

 恐竜は2億年という長さを生きた。それに比べると人類の歴史など何程のものでもない。

 時間とは一体何であろうか、新しい年を迎える度にいつもこのことを考える。時間というものは、さまざまな顔を見せながら確実に歩みを進めていく。6万年後のことなど知ったことではないと言っても、それは確実にやってくる。我が身は存在しなくても、その時は必ずやってくる。

 棋士は25歳が最高であるという調査結果が出たのは何年前であったか。現在のタイトル者、順位戦A級、竜王戦本戦出場棋士の年齢を私流に大ざっぱに計算したところ36~37歳という結果が出た。おかしいことに25歳最高説も歳をとっていくのである。時間よ止まれとどんなに願っても止めることはできない。人生の持ち時間が切れるその日まで、自分なりの充実を求めて生きていきたいと思う。

* * * * *

まさしく、羽生世代棋士の年齢が上がっていくとともに上がっていく○○歳最高説。

ものすごい世代であることがわかる。

* * * * *

今年の7月31日に火星が5759万kmまで大接近するが、この2003年(8月27日)の大接近のときは、5576万kmという距離だった。

今年は15年前よりも183万km遠いわけで、大接近とは言っても2003年にはかなわない。

ちなみに183万kmは、地球と月の距離の4.76倍なので、かなりな差がある。

* * * * *

「時間よ止まれとどんなに願っても止めることはできない。人生の持ち時間が切れるその日まで、自分なりの充実を求めて生きていきたいと思う」

言われてみると非常に説得力のある言葉だ。

特に人生の場合は、持ち時間が切れても秒読みはないわけで…

 

「中原もいいが、あのはにかんだ桐山の笑いもいいね」

将棋世界1986年11月号、日本経済新聞の表谷泰彦さんの第34期王座戦〔中原誠王座-桐山清澄棋聖〕第2局盤側記「名優二人」より。

 将棋や囲碁が、なぜファンを魅了するのか―の答は簡単ではない。が、少なくとも幕引きの際の過酷さ、残酷さが、その魅力の大きなポイントになっているとはいえよう。一日中競演した主役二人が終局と同時に勝者と敗者に分かれる。勝った方はその場で踊り始めたい心境だろうし、敗れた方はすぐにも席を立って自宅に帰りたいはず。だが、それでは一日がかりのせっかくのドラマは後味の悪いものになる。それほど極端でなくても、一方が勝利におごり、一方が敗戦に打ちひしがれていては、大根役者演じるところの田舎芝居になってしまう。

 勝者が喜びをおさえ、敗者が悲哀をこらえるところに、勝負の厳しさ、過酷さはドラマの名場面として昇華し、より感銘深いものになるといえよう。

 その点、王座戦は実に運が良い。中原対森安戦、中原対谷川戦と、このところ名優の出演が続いている。

 特に34期の今期、中原対桐山戦は、まさに東西のトップスターの揃い踏みとの印象すら与える。

 9月2日、東京・紀尾井町の福田家での第1局は相矢倉から急戦となり、夕食前の時点で控え室の評は”中原やや有利か”になっていた。もっとも一方が”やや有利”という場合、将棋はまだまだということが多く、たいてい終局は深夜になるもの。このときも、終局までには、まだまだ時間はあると思われた。

 夕食休みのあと対局室に戻った桐山は着席するなり「台風ですね、熱帯性低気圧が発達したそうです」と盤側に笑顔を向ける。テレビを見る余裕のなかった私は思わず「えっ!そんなことあるんですか?」。と桐山は「そうなんですよ」とニコニコ。つられるように中原「不思議なことがあるもんですね」。実になごやかな夜戦入りとなった。

 だが、その時桐山はすでに敗戦を覚悟し、気持ちの整理を終えていたのである。”中原やや有利”どころか局勢は大差になっていたらしい。再開7分後、記録係の村松二段が「終わりましたよ」と報告にくる。全員びっくり仰天して対局室におしかけると、桐山のよく響く声と中原のひかえ目な声が聞こえてくる。すでに感想戦が始まっていたのである。

 今にして思えば桐山にとって夕食の1時間は自らに敗戦を納得させるつらい時間であったはず。とても食事などはのどを通らなかったのではあるまいか。にもかかわらず、桐山は再開早々台風を話題に明るくふるまい、苦悩の時を過ごしたことはそぶりにも示さなかった。その名優ぶりに控え室の一同はすっかり幻惑される格好となったのである。

 神戸市有馬温泉の中の坊瑞苑での第2局目の前夜、中原、桐山の両雄は第1局と同様、仲良く同じ卓で麻雀を楽しんだ。とても明日激しく戦う二人と思えぬほど和気あいあいぶりで、ギスギスしたところは全くみられない。”さすがは名優二人”との思いを新たにさせられた。

 静かな男として知られる桐山もその胆力のすわり方は棋界随一といっても過言ではないようだ。知性棋士の代表二上達也九段は桐山について「どんな場合もビビることなく大胆に指してくる。実に度胸の良い将棋』と高く評価する。

 その二上の桐山評にたがわず、第2局で桐山は先手番の利を生かすべく、ひねり飛車の戦法で自ら動いて出る。第1局の敗戦など忘れたかのような小気味よい指し方に、立ち会いの有吉道夫九段も思わず「桐山君はなかなか積極ですね」。

 しかし桐山の読みには穴があったらしく、60手目に中原は角銀交換の大技を放ち、局勢はにわかに中原有利に傾き、夕食前には早くも”中原優勢か”の声も出る。

 第1局に続き今回もまた桐山にとって夕食休みは苦しい時間になったのである。だが、対局室に戻った桐山の表情に特に普段と変わるところはなかった。冷静にして沈着、いつもの桐山の姿があるだけだった。

 午後8時41分、中原の猛攻の前に桐山は支えきれずに投了、ただちに感想戦が始まった。朝刊速報の原稿を控え室に電話で送っていると、テレビモニターから桐山の声が響いてきた。どうやら2時間5分の大長考で指した手がよくなかったらしいが、敗因を語る桐山の声はあくまでも明るかった。

 感想戦が終わると二人はひと風呂あび仲良く打ち上げ宴の席に現れた。桐山は、はにかんだような笑顔を絶やさず、ゴルフや競馬談義に興じ、勝った中原も喜びをセーブして、あくまで物静かな態度に終始した。それでいて二人とも周囲に全く無理を感じさせない点は、まさに名優二人と思わせた。

 小宴のあと、二人は再び仲良く同じ卓で麻雀を楽しんだ。中原より一足先にぬけた桐山は、将棋世界や週刊将棋の編集者らと、しばし談笑していたが、その姿は敗戦の痛味を全く感じさせなかった。

 翌朝、定刻の8時半に朝食の会場に行くと、すでに桐山は有吉となにやら楽しそうに談笑していた。朝食後、ホテルの希望で両対局者に色紙をお願いすると二人とも快く引き受けてくれた。ただ、桐山はすでに家で書いた色紙を用意してあり「これでよいですか」とのことだった。ホテルの支配人が大喜びした3枚の色紙には「堅忍 棋聖 桐山清澄」と書かれていた。力強い文字も桐山らしいが「堅忍」の字句も、いかにも桐山らしいといえよう。

(中略)

 一足先に一人でホテルを出る桐山を玄関で見送り、手をふると、タクシーの中からニッコリ笑って、小さく手をふってくれた。その笑顔は”第3局では必ずやりますよ”と言っているように映った。

 帰路は観戦記担当の加藤治郎名誉九段と二人きりになった。王座の中原も一緒の列車になったが、一両前の車両であった。

 加藤先生は熱心に新聞を読んでいたがいきなり「中原もいいが、あのはにかんだ桐山の笑いもいいね」。どうやら加藤先生も敗れてわるびれず、明るく堂々とふるまう桐山に感じるところが多かったようだ。

 列車が新横浜に近づいたとき、前の車両の中原が、わざわざ別れのあいさつにきてくれて、恐縮する。勝ったあとだけに当然とはいえ、その顔は仕事を終えた満足感に光りかがやいてみえた。

(以下略)

* * * * *

中原誠十六世名人と桐山清澄九段は同年齢で、四段になったのも半年違い。

歴史的に見て、この二人のタイトル戦ほど和やかなタイトル戦は他に存在しない、と言っても過言ではないほど。

* * * * *

「台風ですね、熱帯性低気圧が発達したそうです」

普通は熱帯低気圧が発達して台風になるので、「えっ!そんなことあるんですか?」と驚くのは不可解なことだ。

表谷記者がもともと台風について全くの勘違いをしていたのか、あるいは原稿の段階で温帯低気圧を熱帯低気圧と書き間違えたのか、どちらかだと思う。

 

「塚田が攻めれば道理が引っ込む。塚田と一緒に歩いていれば信号で待たされることはない。塚田と一緒にいると・・・」

将棋マガジン1985年4月号、「第43期昇降級リーグ3組(現在のC級1組)」より。

 7図は山口(英)六段が△6二角とし、次に△4五歩と取るぞ、とせかせたところである。

 これに乗って▲4四歩では△4四同角で不利になってしまう。

 塚田五段ピンチかに思われたが、ここで▲1七角と引いたのがうまい手であった。飛車交換は振り飛車苦しくなるので△2七歩と避けたのだが、▲4八飛が一連の好手順で、以下△3五歩▲同角△3四銀▲4四角△同角▲同歩△3九角▲4七飛△6六角成▲4三歩成(8図)と進む。

 8図はと金がでかく、塚田はっきり優勢である。

 この跡、山口も懸命に頑張ったが、陣形の差はいかんともしがたく塚田が制した。

 数ヶ月前、塚田は「8戦目で昇段を決める」と豪語し、1敗組の二人が負けたためとはいえ、見事それを実現させた。昇段、おめでとう。

 棋界の若手棋士の中では、塚田が攻めれば道理が引っ込み無理が通るとか、塚田と一緒に歩いていれば信号で待たされることはないといわれている。ただ、最近は、一緒にいると彼女ができないらしい?

* * * * *

7図からの▲1七角がなかなか思いつかない(思いついたとしても先手で飛車を打たれてしまうので感覚的に指しづらい)一手。

たしかに居飛車穴熊なので、このような順が成り立つ。

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「塚田と一緒に歩いていれば信号で待たされることはない」は、この伝説。

棋士達の歌舞伎町信号伝説

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「塚田と一緒にいると彼女ができないらしい」は、以下の複数の伝説が出典だと思う。

夏の海での出来事シリーズ。

塚田泰明五段(当時)の哀愁のディズニーランド

「スイカを買って来ます」と出たまま戻らなかった若手棋士

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今日から7月。

先日、twitterに、夏の入り口を感じさせられる非常に印象的な写真が投稿されていた。

小さなトンネルの向こう側はカリフォルニアの海岸の雰囲気。

早くトンネルを抜けて、頭の中で「ホテル・カリフォルニア」を流したくなるような光景。

228,000人もの人が「いいね」をクリックしている。

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しかし、あらためてこのtweetを見てみると、以外な事実が判明した。

上記tweetに最初にレスを付けていた方がいた。

それに対し、写真を投稿した方は非常に驚いている。

なんと、写真の場所はたまたま心霊スポットとして知られている場所だったというのである。(場所は新潟県)

トンネルの中に不気味な少女の絵が描かれているという。

なにか怪異現象が起きるのかどうかは具体的な記述はないが、こちらも夏の入り口にはピッタリの話題だ。