本当にアッと声が出てしまいそうな「後手をアッといわせる次の一手」

将棋世界1977年10月号、中原誠名人の「懸賞 次の一手」より。

<ヒント>

ひねり飛車戦から、飛交換となり、△8八飛と打たれたところです。先手苦戦に見えますが、後手をアッといわせる次の一手は?

* * * * *

最初は▲6五桂と跳ねて何かご利益があるのかな、などと考えてしまうが、正解は凄い一手。

なんと1図の局面は後手玉が詰めろになっている。

実戦では、ついつい見過ごしてしまいそうだ。

(正解は▲7一飛。これで後手玉が詰んでしまう)