近代将棋1994年1月号巻末グラビア「関東独身棋士大集合」より。
毎日新聞社学芸部(囲碁・将棋担当)の山村英樹記者が、囲碁ライターの中村智佳子さんと結婚。そのお祝いの会が、11月5日、東京の原宿で催された。
発起人が羽生善治竜王、先崎学五段とあって、出席者はご覧の通り独身貴族が圧倒的に多く、「うらやましい、悔しい、裏切者!」なんて祝辞も飛び出した。植山・中井のおしどり棋士も出席、愛娘を腕に「早く子供を!」
この写真、女性誌に載せた方がいいかもね。
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毎日新聞社の山村英樹さんは、現在も将棋担当として大活躍中。
上の写真、後列右から、丸山忠久五段、深浦康市四段、羽生善治竜王、林葉直子女流五段、森下卓七段、新婦、新郎。前列右から、豊川孝弘四段、郷田真隆五段、先崎学五段。
下の写真、左から小倉久史五段、中田宏樹六段、佐藤秀司四段、一人おいて藤井猛四段、森内俊之六段、佐藤康光六段、読売新聞の小田尚英さん、中川大輔五段(タイトル・段位は当時)。
よくよく考えてみると、これほど大勢のプロ棋士全員が揃って満面の笑顔という写真も珍しいかもしれない。
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この日、1993年11月5日は金曜日。
棋士に曜日はあまり関係ないと言ってしまえば関係ないが、一般的には最も気分的に盛り上がる金曜日の夜。
この会のあと、それぞれの棋士が二次会、三次会、あるいは麻雀などに行ったのかもしれないし、明朝早くから研究会があるということでこの会だけで帰った棋士もいるかもしれない。
ただ、二人だけかもっと大人数かは別として、郷田真隆五段と先崎学五段は、朝まで一緒に飲んでいたのではないかと私は睨んでいる。