2016-05

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駒が片付けられた盤上をじっと見つめていた郷田真隆棋聖(当時)

将棋世界1999年1月号、河口俊彦六段(当時)の「新・対局日誌」より。  B級1、2組の順位戦に加え、A級順位戦の羽生四冠対森内八段戦もあるという豪華メニューの日である。控え室も久しぶりに研究陣が厚く、にぎやかだった。ただ、残念ながらジョー...
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素直さという素質

将棋世界1999年1月号、真部一男八段(当時)の「将棋論考」より。  昔、師匠加藤治郎が伸びる者とそうでない者の違いについて、こういうことをいっておられた。先生は観戦記も書いていたから、局後の検討すなわち感想戦にも参加する。そうして時折御自...
タイトル戦の食事

第74期名人戦第5局対局場「天童ホテル」

羽生善治名人に佐藤天彦八段が挑戦する名人戦、第5局は山形県天童市の「天童ホテル」で行われる→中継 天童ホテルは、創業100余年の宿。2015年春に館内がリニューアルされ、庭園から流れ落ちる滝を眺める滝見露天風呂や、庭園との一体感を感じられる...
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「受けが好きとは聞いてはいたがこれほどとは!」

将棋世界1999年1月号、神吉宏充六段(当時)の「今月の眼 関西」より。  1図は木村一基四段-小阪昇六段戦で、木村の居飛穴に小阪が藤井猛新竜王愛用の戦型から捌き、△3八角と打ち込んだ局面。ここからの木村の粘りが実にしぶといものだった。  ...
インタビュー・対談

三浦弘行新人王(当時)「藤井さんは人間も将棋も手厚い」

将棋世界1999年1月号、木屋太二さんの「三浦弘行新人王にインタビュー」より。 ―新人王戦優勝おめでとうございます。 三浦「ありがとうございます」 ―決勝三番勝負は2-0のストレート勝ち。内容もよかったですね。 三浦「決勝戦までは拾い勝ちが...