2017-10

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知られていなかった棋界七不思議のうちの一つ

将棋世界2003年12月号、佐藤康光二冠(当時)の自戦記「独特の感覚に苦しむ」より。  先月の話の続きになるが棋聖就位式は無事終了。ファンも含め沢山の方に来ていただきました。ありがとうございました。そしてバイオリンは自分が思っていた半分の出...
タイトル戦の食事

第30期竜王戦第1局対局場「セルリアンタワー能楽堂」

渡辺明竜王に羽生善治棋聖が挑戦する竜王戦、第1局は東京都渋谷区の「セルリアンタワー能楽堂」で行われる。→中継 「セルリアンタワー能楽堂」は、セルリアンタワー東急ホテルの地下2階にある能楽堂。 セルリアンタワーは、2001年に東京急行電鉄の本...
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先崎学八段(当時)「飛車を大きく捌くのが好きな棋士が、飛車のある角落ちよりも飛車のない飛車落ちのほうが得意というのは、将棋とは不思議なものである」

将棋世界2003年12月号、先崎学八段(当時)の「駒落ちのはなし」より。  将棋指しは、駒落ちの上手に関して、おおまかにいえばふたつのタイプにわかれる。  飛車落ち派と角落ち派である。飛車落ちと角落ちというのは兄弟分であるが、似て非なるもの...
自戦記

羽生善治四段(当時)の驚異の金銀損の攻め

将棋世界1986年5月号、羽生善治四段(当時)の第8回若駒戦決勝〔対 神崎健二二段〕自戦記「ラッキーな優勝!」より。 ○最後の出場○  若駒戦の出場は2回目、前回は1回戦負けだったので今度こそがんばりたいと思った。1回戦から苦戦の連続ながら...
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どこまでが誤植なのかを判断するのが難しい記事

将棋世界1986年7月号、沼春雄五段・編集長(当時)の編集後記より。  先日、本誌の46年8月号を見ましたら”小学一年生で初段”という見出しで小さな記事が載っていました。  初段コースを卒業したそうなのですが、名前を見ると岩川浩司君(9歳)...