窪田流角交換端強襲一間飛車

将棋世界1998年7月号付録「全棋士出題次の一手 PART2 子供の頃の得意戦法」より、窪田義行四段(当時)。

●ヒント●

振り飛車側の正着、及び少年時代の私が指したであろう一着、合わせて考えて下さい。

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●解答● 

▲9三同香成(解答図)

 アマ?級の頃、四間飛車に凝っていた時期にこのような「角交換からの端強襲一間飛車」を使っていました(対居飛車・相振り問わず)。

 1図での正着は「▲9三同香成」で、以下△同香は▲9四歩△同香▲同飛△9三香に、▲7四飛△7三歩と効かしてから▲8四香。▲9三同香成に△同桂なら▲9四歩△9二香打▲6六角でいずれも振り飛車有利となります。

 ただ、当時の私は1図から「▲6六角」と打ち、△3三桂▲9三香成△同香▲同角成と荒っぽい攻めをしていた様に思います。

 その後、居飛車党になって小学生名人を獲り、奨励会入会後四間飛車党になって現在に至っている訳です。

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1図に似た局面はよく出てきそうなので、窪田流角交換端強襲一間飛車が成立するケースは思ったよりも多いかもしれない。居飛車側が左半分に金銀4枚を集め、かつ△7四歩と突いている陣形であれば攻撃が成功する。

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今週の月曜日に関西地区で放送された毎日放送「痛快!明石家電視台」に、中川大輔八段、桐谷広人七段、窪田義行七段、佐藤紳哉七段、都成竜馬四段、室谷由紀女流二段、北村桂香女流初段が出演した。

関西地区だけの放送だったが、MBS動画イズムでも見ることができる。(1月29日23時57分まで視聴可能)

痛快!明石家電視台「実際どうなん!? 棋士」

バラエティ番組ではあるが、笑える内容がほとんどだったが、入念な事前取材がされた、かなりしっかりとした番組であると感じられた。(二度三度見ても面白さが減衰しない)

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基本的には個性派棋士大集合。

特に面白かったのは、窪田義行七段と明石家さんまさんのやりとり。

窪田七段の対局開始直前の光景が映像で紹介されていたとともに、明石家さんまさんが窪田七段の個性をうまく引き出していた。

明石家さんまさんにとっては、窪田七段は絶好のいじり甲斐のあるタイプ。明石家さんまさんと窪田七段はテレビ的に(バラエティー的に)相性がかなり良いように思える。

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1月25日の佐藤康光九段・森内俊之九段紫綬褒章受賞記念祝賀会の会場で窪田七段に聞いたところ、番組の収録は13時から17時30分までで、日帰りだったとのこと。

「ずいぶん短い時間で収録が済んだんですね」と聞くと、事前に東京で番組スタッフと打ち合わせがあったので、収録時間が短く済んだのだろうということだった。

非常に丁寧で生産性の高い番組作りがされていたことがわかる。

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番組の話をしている時、窪田七段は終始ニコニコしていた。

 

 

将棋関連書籍amazonベストセラーTOP30(2018年1月27日)

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第67期王将戦第2局対局場「大幸園」

久保利明王将に豊島将之八段が挑戦する王将戦、第2局は佐賀県三養基郡上峰町の「大幸園」で行われる。

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大幸園」は、1972年7月に創業された、佐賀県上峰町にある旬の食材をふんだんに使用した肉・魚料理と創作料理の店。

ニジマス・アユの川魚から、スッポン、地鶏・黒毛和牛の炭火焼など、幅広い料理を提供している。

〔大幸園のランチメニュー〕

大幸園はコース料理が主体であるが、以下のランチメニューも用意されている。

  • 松花堂 3,000円
  • うずまき甘鯛のハイカラ揚げ~トマト柚子胡椒のあん仕上げ~ 1,500円
  • 高原豚の和風とんかつ~もろみの風味をのせて~ 1,500円
  • 天空のローストビーフ丼~ふわふわ口どけ 淡雪豆腐仕立て~ 2,200円

〔昼食予想〕

理屈抜き、直感での予想は次の通り。

久保利明王将
一日目 天空のローストビーフ丼
二日目 松花堂

豊島将之八段
一日目 高原豚の和風とんかつ
二日目 天空のローストビーフ丼

 

 

覚えておいて損のないハメ手

将棋世界1998年7月号付録「全棋士出題次の一手 PART2 子供の頃の得意戦法」より、鈴木大介五段(当時)。

●ヒント●

相筋違い角からの局面。ここで私は相手の意表を突く一手を指していた。(便宜上先後逆)

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●解答● 

▲7七銀(解答図)

 子供の頃から振り飛車党だった私は、振り飛車封じとして相手に筋違い角を打たれる事が多かった。

 そこで考えた鈴木少年は(当時10歳、アマ三段位)ある必殺技を編み出した。

 それが相筋違い角から1図での▲7七銀(解答図)である。以下△8七角成には▲7六歩と打ち、次になんでも▲7八金から馬を取る手が受からない。

 初めての相手は殆ど喜んで△8七角成と来て以下私の必勝形になり、この戦法でかなり勝たせてもらったのを思い出す。

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同じ相手には一度しか通用しないけれども、絶妙なハメ手。

実際には解答図から△6五角と引かれると▲4八飛と受けるしかなく、神経を使う序盤となりそうだ。

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筋違い角(A図)をやってくる人は現在でも多い。

振り飛車党の私も、筋違い角をやられては振り飛車にするわけにもいかず、居飛車にして戦っている。

もちろん、A図から、

△6二飛▲3四角△4二飛として、あくまで振り飛車を貫く手順もあるが、さすがの私もそこまでして振り飛車にしたいとは思わないので、△5二金右と指している。

相手に振り飛車にさせたくない場合は、良し悪しは別としても、筋違い角は有効だと言えるだろう。

 

 

覚えておいて損のない次の一手

将棋世界1998年7月号付録「全棋士出題次の一手 PART2 子供の頃の得意戦法」より、中田功五段(当時)。

●ヒント●

中飛車は、好きな戦法の一つでした。△4二玉には、次の一手があります。

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●解答● 

▲2二角成△同銀▲8六角(解答図)

 ▲8六角が面白い手で△3二玉なら▲5三角成。△6四角なら▲同角△同歩▲6三角で先手優勢になります。

 後手の最善手は△5三角ですが、▲7七角あるいは、▲同角成△同玉▲4八玉で、先手指し易くなります。

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意外とこのような出だしになることは少ないが、似たような局面になることもあり、覚えておいて損のない次の一手。

▲8六角(解答図)に対し、普通なら△5二玉で何ともないが、先手が中飛車なので、▲5五歩が厳しすぎる。

後手から見れば、非常に気持ちの悪い、あるいは気分の悪い▲8六角だ。

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来週の月曜日が引っ越し。

10時から対局が始まって23時30分になっても、まだ30手までしか進んでいない対局を見ているような気分になってしまう室内。

更には、今日の夜は「佐藤康光九段・森内俊之九段 紫綬褒章受賞記念祝賀会」に出席。

ブログが始まって以来、毎日更新が最も危ぶまれる状況となっています。

引っ越し以外の重要案件もあり、普通に落ち着くのが2月6日からになるので、1月26日から2月5日までの11日間をどう持ちこたえるかが課題となっています。

そういうわけなので、期間中は今日の記事のように非常に短いものが増えることが予想されますので、ご容赦をお願いいたします。