将棋世界2004年7月号、河口俊彦七段(当時)の「対局日誌」より。
大広間の対戦をちらっと見て、編集室に降りると、先崎八段がいて、「順位戦データベースというのがあるのを知ってますか」と言う。小生パソコンはやらないから知らない。
「これがおもしろいんです。河口さんならハマりますよ。見てみませんか」
と言いながら素早くセットしてくれ、「お望みのデータを言って下さい」と言うので、調べている芹沢九段のB級1組時代の成績を出してもらうと、なるほど総てが一目でわかる。将棋世界の合本をめくって調べるより、はるかに早く見やすい。どういう人が作ったのか知らないが、便利でおもしろいものがあるものだ。先崎君が言ったように、すっかり熱中し、1時間あまりも楽しんだ。ちなみに小生のデータを見ると、C級1組に19年もいた。割のわるいクラスに長くいたわけだ。
(以下略)
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順位戦データベースは、各期各級順位戦の結果、各年度奨励会入会者一覧(現在はページが存在しない)など、貴重な記録が揃っており、私がブログを書く際にも確認などのために非常にお世話になっているサイトだ。
しかし、2016年3月を最後に更新が行われていないようで、復帰が待たれるところ。
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同じように、かなり昔からコツコツと情報を更新しているサイトとしては、
がある。本当に頭が下がる。
また、比較的新しいところでは
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2004年当時で忘れられないのは、今は更新が行われていないが、
「勝手に将棋トピックス」も、また今の時代に復活してほしい最右翼のサイトだ。