棋聖戦第3局対局場「古今伝授の間」

棋聖戦第3局は、熊本市の「古今伝授の間」で行われる。→中継

1600年、京都御苑の八条宮邸内に建てられた八条宮家初代・智仁親王の学問所にて、細川家の初代・幽斎が智仁親王に古今和歌集の奥儀を伝授した。

その後、この学問所は政情不安であった京都御苑から、当時八条宮家の領地であった長岡京市に移され、明治維新の際には、桂宮家(旧・八条宮家)より、「古今伝授之間」はゆかりのある細川家へと下賜された。

そして、大正元年(1912年)、水前寺公園内に当時の材をそのまま使用して、「古今伝授の間」が移築、復元。

現在では熊本県の重要文化財に指定されている。

〔昼食として考えられるメニュー〕

前夜祭および大盤解説会は、水前寺公園内にある「旅亭 松屋本館」で行われる。

昼食は、「旅亭 松屋本館」から届けられると予想されるが、「旅亭 松屋本館」では朝食と夕食のみの提供なので、昼食は、隣接する「アネッソマツヤ 華」のメニューとなる可能性が高い。

華の昼食向きメニューは次の通り。

華御膳 890円

(小鉢、選べるメイン、サラダ、刺身、茶碗蒸し、ご飯、香物、味噌汁)

選べるメインは、あら炊き、天ぷら、ヒレカツ、出し巻き玉子のうち一品。

お刺身御膳 1,580円

華御膳に刺身5品が加わる。

肥後御膳 1,100円

〔昼食予想〕

上記のメニューから、両対局者とも、華御膳を基本とした幕の内弁当、あるいは松花堂弁当となることが予想される。