7月30日(土)
ひょんなことから、バトルロイヤル風間さん、二人の美女軍団、イケメン男性編集者と飲みに行くことになる。
13:00に歌舞伎座工事現場前で待ち合わせ。
この日の目的の一つは、究極のかき氷を食べに行くということで、東銀座の「You」へ。
「You」は古くからあるクラシックな喫茶店で、昔は知る人ぞ知る、かき氷が名物の店だったが、今では東京一のオムライスの店として知られる。
そのオムライスは、バターとホイップクリームが濃厚に効いたオムレツがチキンライスの上に乗っており、一口食べると他のオムライスとの違いが明確に感じられるほどのインパクト。
場所柄、「You」には歌舞伎役者のサインも多く飾られている。
この日はやや涼しい風が吹いていたので、かき氷から食べるのではなく、オムライスから食べようということになった。
セットの飲み物は、生ビール3名、ホットコーヒー2名で、私はホットコーヒー。
店は満員で、周りの席の人達も皆オムライスを食べている。
オムライスの食後にかき氷を食べる計画だったが、店内の冷房も程よく効いており、一旦店を出て、かき氷を食べるための体勢を整えることにする。
近所を歩いて、暑くなったら「You」へ戻ってかき氷を食べようという戦術だ。
散策のコースは明石町方面。
美女軍団は、今年の将棋ペンクラブ交流会に来ていただいた二人の女性。
関根金次郎八段(十三世名人)が将棋欄の解説をしていた「萬朝報」の所在地も明石町であり、そういう意味では絶好のコースと言える。
とりあえずの目的地は、聖路加タワー。
聖路加は、”聖ルカ”の当て字。ルカによる福音書のルカだ。
川口松太郎の「愛染かつら」の舞台ともなった聖路加病院。
風邪は涼しいとはいえ、15分ほど歩いて聖路加タワーに到着したときには、このままかき氷を食べてもいいというくらいの暑さになっていた。
聖路加タワー名物の渡り廊下を歩いて、Youに戻ったのが16:00過ぎ。
5人で店に再び入る時に、Youのウエイトレスの女性が笑いをこらえていた。
この日の本来のメインの食べ物であるかき氷を注文する。
いちごフラッペ3名、いちごフラッペ練乳がけ1名、レモンフラッペ1名。私はいちごフラッペ。
Youのかき氷の特徴は、氷の程よいきめの細かさと、果実をミキサーにかけたシロップ。
私が究極のかき氷と高く評価する所以である。
その後、バトルさんの地元錦糸町の「酒類一品と中華料理一品で577円」の店へ。
錦糸町では、見かけが気持ちの悪い食べ物の話など、将棋と関係のない話題で盛り上がる。
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7月31日(日)
「社会人団体リーグ戦」(東京アマチュア将棋連盟主催)。
この日の大きな話題は、元・朝日アマ名人で「杜の都 加部道場」の加部康晴さんの出場。
仙台在住の加部さんだが、大震災の影響で、月のうち半分を東京で活動することとなった。
これからが楽しみだ。
それでは、7月31日の模様をダイジェストで。
- この日の私は、午前1敗した後、午後3連勝。石田流本組みで2勝1敗、変形相振飛車で1勝。
- 好調の原因は、昼食のかきあげ丼セットと、4局目の前に飲んだペプシエナジーコーラ。ペプシエナジーコーラはローヤルゼリー入り。次回以降もこの布陣で臨みたい。
- 所属する「原宿カサブランカ」チームは1勝3敗。通算では2勝6敗。厳しめの成績になってきた。
- 石橋幸緒女流四段のお母様に「また一段とお若くなられましたね」とご挨拶をしようとしたら、「あなた、Minervaの更新をしなさいよ」と機先を制せられてしまった。
- 将棋ペンクラブのブースではアカシヤ書店の本も販売されていた。この日の星野さんの戦績は絶不調だったが、本の売れ行きは絶好調。割引価格なのでお買い得だ。
- 過去の将棋ペンクラブ会報も300円で販売された。こちらも多くの方に買っていただいた。
- 将棋ペンクラブには8名の方に入会いただいた。この場を借りて厚くお礼申し上げます。
- 「将棋ペンクラブ」チームには、元・女流アマ名人の湯川恵子さん、元・近代将棋編集長の吉野さんも参戦。チームは1勝3敗で、通算1勝7敗。今期の4部陥落は想定内。
- 「将棋ペンクラブ」チームの打ち上げは神田で行われ、「フェアリープリンセス」チーム、元・近代将棋編集長の中野さん、将棋ペンクラブ入会のお二人の美女軍団、湯川博士さん、私も加わり、賑やかで楽しい日曜日の夜。
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週刊文春最新号を見ると、東京のかき氷の名店として次の四店が紹介されていた。
浪花家総本店(麻布十番)、とらや(銀座)、甘いっ子(西荻窪)、志むら(目白)。
「甘いっ子」が近所なので、今度一人で行ってみようと思う。