18:00
森一門祝賀会祝賀パーティーが開始される。
出席者数は約230人。
18:01
はじめに、第1期電王戦第1局告知ムービーが場内に流れる。
このPVを何度も観て毎回泣いているわけだが、普通に観ると涙が流れてくるので、他のことを考えながら観るようにした。それでも涙腺は危うかった。
18:10
司会は林家竹丸さん。
林家竹丸さんはNHKの取材記者だったが、1995年の阪神淡路大震災の取材を最後に落語家に転身をしたという経歴を持っている。
18:12
叡王戦で優勝し第1期叡王となった山崎隆之八段、B級1組昇級の糸谷哲郎八段、女流棋士賞・最多対局賞受賞でマイナビ女子オープン挑戦者の室谷由紀女流二段、女流2級に昇級を決めてこの日が誕生日の山口絵美菜女流2級に花束が贈呈される。
18:20
乾杯の音頭は、山崎隆之八段が通っていた歯科の先生。
先生は将棋をほとんどやらないが『聖の青春』を読んで感動し、ちょうどその頃に治療に来たのが山崎八段。棋士と聞いたので治療の最中に山崎八段のことをインターネットで調べて本当にビックリしたという。
18:45
森一門紹介。
森信雄七段の奥様もごあいさつをされていた。
18:50
谷川浩司九段、若島正さんからの祝辞。
森一門祝賀会の名物となっている谷川浩司九段からの厳しい激励は、今回は糸谷哲郎八段に向けられた。
19:20
出席棋士紹介。
谷川浩司九段、淡路仁茂九段、井上慶太九段、久保利明九段、東和男八段、脇謙二八段、浦野真彦八段、稲葉陽八段、本間博六段、斎藤慎太郎六段、阪口悟五段、船江恒平五段、宮本広志五段、森安多恵子女流四段、伊藤明日香女流初段、室田伊緒女流二段。
昇級を果たした稲葉陽八段と斎藤慎太郎六段から祝辞があった。
斎藤慎太郎六段は奨励会の頃、森門下の奨励会員と指すために、森信雄七段の家へ通っていたことがある。
19:30
山口絵美菜女流2級、室谷由紀女流二段、糸谷哲郎八段、山崎隆之叡王の順にあいさつ。
山口女流2級、室谷女流二段からそれぞれ決意表明、谷川九段から厳しい激励のあった糸谷八段からは「1年でA級に昇級できるよう頑張りたい」という内容のあいさつがあった。
それを受けて山崎八段はあいさつで、「僕はB級1組に7年もいるのに、よくぞ言ってくれたよねえ」と笑顔で山崎流の反撃。
糸谷八段は「山崎さん、二人で一緒に上がりましょう」。
山崎八段「二人一緒になんて絶対に無理だよ」
谷川九段に気を遣ったのかもしれない。
最後は二人で上がろうということになった。
(つづく)