読む 藤井猛九段「佐藤さんの穴熊は、がっちり固まっているときはたいしたことはない。囲いが崩れると強くなるんだ」 将棋世界2005年5月号、河口俊彦七段の「新・対局日誌 A級順位戦最終局」より。 最後に残った佐藤対藤井戦が、挑戦者を決める一戦となった。 午前1時に近く、両者1分将棋になっている。そういうところで、藤井九段が決め手と思われる一手を指し... 2018.07.31 読む
読む 加藤一二三九段「私は対局中、よく『残り何分ですか』と記録係に尋ねることがある」 将棋世界2005年6月号、加藤一二三九段の「加藤一二三名局選」より。 昭和41年か42年の王将戦七番勝負で私が大山王将に挑戦した時のことである。連敗して迎えた第3局は、私が早指しに切り替えたため、一日目から70手近く進んだ。 午後3時頃... 2018.07.30 読む
読む プロの飛車の成り方 将棋世界2005年2月号、「第63期順位戦 A級」より。 あらかじめ作戦を練りに練ってくる三浦 対 飛車の位置が決まれば後は出たとこ勝負、的な実戦派の鈴木の一戦は、両者自信の相穴熊。 4枚穴熊にプラス馬付きという堅陣の上、桂得の三浦が優... 2018.07.29 読む
読む 絶体絶命を逃れる奇想天外の一着 将棋世界2005年4月号、関浩六段の「公式棋戦の動き 棋聖戦」より。 D組の三浦-飯塚戦では、最後の最後に奇想天外の妙着が出た。 4図以下、△1二香▲4二金△1一玉まで、三浦の勝ち。 図で△4八桂成は▲3二竜で後手玉が詰む。△1二香に... 2018.07.28 読む