将棋マガジン1985年4月号、「第43期昇降級リーグ3組(現在のC級1組)」より。
7図は山口(英)六段が△6二角とし、次に△4五歩と取るぞ、とせかせたところである。
これに乗って▲4四歩では△4四同角で不利になってしまう。
塚田五段ピンチかに思われたが、ここで▲1七角と引いたのがうまい手であった。飛車交換は振り飛車苦しくなるので△2七歩と避けたのだが、▲4八飛が一連の好手順で、以下△3五歩▲同角△3四銀▲4四角△同角▲同歩△3九角▲4七飛△6六角成▲4三歩成(8図)と進む。
8図はと金がでかく、塚田はっきり優勢である。
この跡、山口も懸命に頑張ったが、陣形の差はいかんともしがたく塚田が制した。
数ヶ月前、塚田は「8戦目で昇段を決める」と豪語し、1敗組の二人が負けたためとはいえ、見事それを実現させた。昇段、おめでとう。
棋界の若手棋士の中では、塚田が攻めれば道理が引っ込み無理が通るとか、塚田と一緒に歩いていれば信号で待たされることはないといわれている。ただ、最近は、一緒にいると彼女ができないらしい?
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7図からの▲1七角がなかなか思いつかない(思いついたとしても先手で飛車を打たれてしまうので感覚的に指しづらい)一手。
たしかに居飛車穴熊なので、このような順が成り立つ。
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「塚田と一緒に歩いていれば信号で待たされることはない」は、この伝説。
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「塚田と一緒にいると彼女ができないらしい」は、以下の複数の伝説が出典だと思う。
夏の海での出来事シリーズ。
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今日から7月。
先日、twitterに、夏の入り口を感じさせられる非常に印象的な写真が投稿されていた。
小さなトンネルの向こう側はカリフォルニアの海岸の雰囲気。
早くトンネルを抜けて、頭の中で「ホテル・カリフォルニア」を流したくなるような光景。
228,000人もの人が「いいね」をクリックしている。
夏の入り口という感じが最高 pic.twitter.com/jJHh3Nk9MT
— ヲノ@なってしまった (@akaten0no) June 24, 2018
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しかし、あらためてこのtweetを見てみると、以外な事実が判明した。
上記tweetに最初にレスを付けていた方がいた。
それに対し、写真を投稿した方は非常に驚いている。
ウ・ウワーーーーー!!!???(冷や汗
— ヲノ@なってしまった (@akaten0no) June 24, 2018
なんと、写真の場所はたまたま心霊スポットとして知られている場所だったというのである。(場所は新潟県)
トンネルの中に不気味な少女の絵が描かれているという。
なにか怪異現象が起きるのかどうかは具体的な記述はないが、こちらも夏の入り口にはピッタリの話題だ。