棋王戦第2局対局場「北國新聞会館」

棋王戦第2局は金沢市の「北國新聞会館」で行われる。→中継

北國新聞会館は北國新聞社の本社ビルで21階建て。

北國新聞社は設立が1893年。石川県内での朝刊のシェアは70%で、全国的に見ても高い県内占有率を誇る。

自社独自の褒賞制度(北國あすなろ善行賞、北國スポーツ賞、北國風雪賞、北国文化賞など)を設け、各賞に応じた功績のあった人物や団体を表彰している。 また、少年少女美術展、生け花展など「北國」の名を冠する文化的行事を主催したり、石川県下で開催される数多くの行事で北國新聞社が後援・協賛などにある。これらの催し物は、大規模なコンサート、イベントなどから、各種学校、小規模文化教室などの発表会、個展、さらには地区の社会体育大会や夏祭りまで、幅が広い。(Wikipediaよりの抜粋)

[昼食実績]

北國新聞会館内には、喫茶「杜」、レストラン「北斗」、ラウンジがあるが、昼食は、前夜祭が行われる「金沢ニューグランドホテル」から取り寄せられる可能性が高いと推察される。また、一昨年までは「金沢ニューグランドホテル」で棋王戦が行われていた。

(昨年は北國新聞会館で行われているが、中継で昼食についての言及がなかったようだ)

将棋棋士の食事とおやつによると、過去の「金沢ニューグランドホテル」での昼食実績は、

2008年

羽生善治二冠 松花堂弁当 ●

佐藤康光棋王 松花堂弁当 ○

2007年

佐藤康光棋聖 牛めし鉄板焼き ●

森内俊之棋王 ビーフカレー ○

一方、「金沢ニューグランドホテル」の対局時の昼食向きメニューを見てみたい。

フランス料理「ロワ」

総料理長オリジナルランチ 1,890円

シェフランチ 2,625円

中国料理「犀江」

中国風懐石ランチ 1,400円~2,300円

焼きそばランチ 1,400円

お粥ランチ 1,100円

カフェレストラン「トレド」

日替わりランチ 1,100円

体にやさしいランチ 1,250円

加賀料理「友禅」

友禅弁当 2,625円

週替り「お座敷ランチ」 1,365円

「金澤玉寿司」

1人盛  1人前 850円、1.5人前 1,300円

掲載されているレストランメニューはコース系が多いので、どのようなアラカルトメニューがあるのかは想像するしかない。

[昼食予想]

久保利明棋王は、タイトル戦で弁当系を頼むことが多い。今年になってからのタイトル戦5局で、弁当系は一度しか採用されていない。そろそろの時期かと思うので、久保棋王について今回は「松花堂弁当」一本で絞ってみたい。

佐藤康光九段は、勝った時は次の対局で同じメニューを頼む傾向が強い。実例としては次の通り。

2008年棋聖戦

第1局:肉うどん○→第2局:肉うどん○→第3局:肉うどん●

2007年棋王戦

第4局:うな重○→第5局:うな重○(奪取)

2007年棋聖戦

第2局:肉うどん○→第3局:肉うどん●

2006年棋聖戦

第2局:肉うどん○→第3局:肉うどん○(防衛)

そういうことなので、佐藤康光九段は、勝った第1局で頼んだ「チャーハン」を注文する可能性が高い。また、あと2勝でタイトル奪還なので「肉うどん」でダッシュをかけてくるかもしれない。メニューにあるかどうかはわからないが、佐藤康光九段は、

第一候補 チャーハン

第二候補 肉うどん

と予想する。