棋士をドラクエキャラクターに例えると・・・

将棋マガジン1988年5月号、コマゴマ掲示板(読者投稿欄)より。

先日発売されたドラゴンクエストⅢ.それを買い求める人々の列に、驚くやらあきれるやら。そのDQⅢのキャラクターを、棋士に当てはめてみました。

勇者・・・DQⅢの主人公。将棋界を背負って経つ男といったら、もちろん谷川浩司王位。

戦士・・・棋界のファイター、田中寅彦八段と、体重が戦士の神吉宏充五段。

僧侶・・・僧侶→坊さん→お地蔵様で、南芳一棋聖。

魔法使い・・・終盤の魔術師、森けい二九段と、妖刀の福崎文吾七段。

武闘家・・・一撃必殺の達人、塚田泰明王座。

商人・・・お金のやりくりの上手な中村修王将。

あそび人・・・もちろん故芹沢博文九段。

賢者・・・攻めにも受けにも優れ僧侶をしのぐ戦闘力をもつ 羽生善治五段。

(福島県会津若松市 Fさん 15歳 初段)

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ドラゴンクエストシリーズを発表したエニックス(現在のスクエア・エニックス)が、会社として初めて世に出したソフトが1985年の「森田和郎の将棋」(PC-8801/PC-9801版)だった。

ところで、ドラゴンクエストシリーズの音楽はすぎやまこういちさんが作曲しているが、きっかけは、この森田将棋だった。

(Wikipedia すぎやまこういちさんの項からの抜粋)

1980年代前半にエニックス(現スクウェア・エニックス)から発売されたパソコン版ソフト『森田和郎の将棋』の駒の組み方に疑問を持ち、同ソフトに添えられていたアンケートハガキを自ら書いたが、ほったらかしにした時に家族が、販売元のエニックスに送ったところ、エニックスの担当者が「おい、あのすぎやまこういちからハガキがきたぞ」と慌てふためいたという逸話がある。そのハガキにびっしりと書かれた感想を見て、「これだけゲーム好きな人なら一緒に仕事ができるのでは?」ということで、すぎやまにゲームの作曲の依頼をしようということになった。

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ドラクエ6までは私も一生懸命やった。

金曜の夜に食料の買いだめをして、金土日と、トイレに行く時と寝る時以外はドラクエをやっているということもあった。

だいたいは累計45時間で終わることができたと思う。

ドラクエ3は、その中でも私が最も好きな作品だ。

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はじめにある読者投稿は1988年のものだったが、2011年版で、ドラクエ3のキャラクターを棋士に当てはめてみたい。

勇者・・・主人公、王子系キャラクター。山崎隆之七段。

戦士・・・郷田真隆九段

僧侶・・・HP回復系の呪文が有り難い。受け師の木村一基八段。

魔法使い・・・久保利明二冠、窪田義行六段。

武闘家・・・中川大輔七段。外見的には金髪長髪の頃の橋本崇載七段。

商人・・・思い浮かばない。

あそび人・・・悪い意味では決してなく、行方尚史八段。

賢者・・・1988年版と同じく、羽生善治二冠。

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ちなみに、渡辺明竜王は、「妻の小言。」で、ドラクエの敵キャラクターとして描かれている。

ドラクエ

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