将棋マガジン1995年10月号、鹿野圭生女流初段(当時)の「タマの目」より。
☆体重
福崎八段「鹿野さん、体重なんぼ?」
タマ「エッ!? それはその・・・・・・」
阿部六段「女の人ってだいたい50kgはないでしょう」
タマ「ズキッ。平藤さんより、ちょっと重い位」
平藤四段「僕、○○kg」
タマ「ゲッ、そこでバラすかあ」
福崎「へえ、平藤君の方が軽いの?へえ~。そんなに見えへんけど」
タマ「最近、太ったんです」
平藤「だから、見えへん部分がきっと太ってるんでしょう」
阿部「そういえば鹿野さん、脚太いなあ」
タマ「え~い。黙って聞いとったらなんちゅう事、言うてくれんねん」
☆体重Ⅱ(テニスの時)
矢倉四段「僕、短パンじゃないんですけど、暑いですかね」
タマ「暑いけど、サウナ効果で、脚がやせれるかも」
矢倉「別にやせたくないですけど」
今泉三段「矢倉君、別に、カイジュウはタルイんやから、やせんでもいいでしょう」
タマ「エ~、カイジュウがタルイってぇ」
今泉「あ、いや、その・・・・・・」
矢倉「そら、怪獣はタルイわ、な」
今泉「ええ、ええ、私が言いまちがいました。私が悪かったですぅ」
将棋指しって、相手のミスを突いて攻める習性があるみたいで、普段でもちょっとした事であげ足を取ってしまう。そしてそれが厳しいし、うまい。
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福崎文吾九段と阿部隆八段は兄弟弟子。この二人が揃うと、大盤解説などでも爆笑の解説になるという。
たしかに、ボケ役とツッコミ役の役割分担が自然とできているからだろう。
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湯川博士さんは江戸っ子なので表紙(ひょうし)を”しょうひ”と発音することがある。
しかし、他の江戸っ子ではまだ確かめていないので、これが江戸っ子から来るものなのかどうなのかはわからない。