5月5日
3:30
3次会が終わってホテルにチェックイン。
3:50
今日は、森信雄七段にお誘いいただいて、園田競馬へ行く日。
寝る前に園田が大阪からどれくらい離れた場所にあるか調べようと思い、スマホで阪急電鉄の路線図を見ると、梅田から4つ目に表記されている。スマホ用の路線図は随分と途中の駅を抜かして表示しているものだなと、酔った頭で呆れながら眠りについた。
8:00 起床
8:10
朝風呂に入る。
8:50
ホテルの1階に設置されているパソコンで阪急電鉄の路線図を調べる。パソコン版の路線図なら詳しく出ているだろう。
すると、園田はやはり梅田から普通電車で4駅目。
兵庫県ということでもっと遠くにあるイメージだったが、あまりの近さにビックリする。スマホで見た路線図は途中駅が省略などされていなかったのだ。
9:45
ホテルをチェックアウト。
今日は、園田競馬場で11:00の待ち合わせ。園田競馬場へ着いたら森信雄七段の携帯に電話を入れる段取りとなっている。
阪急梅田から園田まで電車で9分、園田駅から園田競馬場には無料バスが出ていて所要時間は5分。
淀屋橋から大阪駅まで散歩がてら歩く。
9:50
昨日と同じく、御堂筋を肥後橋方面へ左折し、四つ橋通りを大阪駅方面へ向かう。
どうしても、仕事で来ることの多かった場所を懐かしみながら歩くという習性があるようだ。
10:00
堂島などの北新地も大阪なら、新世界→ジャンジャン横丁→飛田新地→釜ヶ崎という超ディープな所も大阪。どちらも好きな場所だ。
10:30
後から調べてみると、御堂筋を真っ直ぐ大阪駅へ向かっていれば阪急梅田駅へ20分もあれば着いていたようだが、西から大回りになるような格好で駅に到着。
10:35
ホームに到着。阪急にはこれまで一度しか乗ったことがないが、昔から変わらない小豆色の車体が嬉しい。(調べてみるとマルーンという色らしい。マルーンはフランス語のマロンに由来するという)
10:40
電車が出発。
10:49
園田駅到着
10:55
無料バスの乗り場は駅から歩いて約5分。バスが数珠つなぎで待っている。
11:03
園田競馬場に到着。遅れてしまった。残念。競馬場の入り口から少し中ほどに入ってから森信雄七段に電話をする。
今日は森信雄七段が特別なグループ席(7~8名が入ることができる個室)を用意してくださっている。
私以外にも、昨日の祝賀会・2次会に参加されていた5人の方が来られる予定。
11:05
場内のステージで、森信雄七段のブログで見たことのある「ちっちゃいおっさん」が大阪弁の大きな声で何かをしゃべっている。
「ちっちゃいおっさん」は尼崎市非公認キャラクターということだが、ゆるキャラといいながら、そのアクの強さ、濃さが凄い。
好きになってはいけない、と思いながらもかなり気になる存在。
11:06
先に来られていた森信雄七段が迎えに来てくださる。
2階のグループ席の部屋へ。
11:08
森信雄七段の奥様にご挨拶する。
とても明るく温かみ溢れる奥様だ。
11:09
「ちっちゃいおっさん」は「八木」という名前のパグを連れているが、最近はあまり連れて来ていないらしい。
奥様のお話では、八木の毛はかなり硬かったということだ。
奥様が撮られたのだろう。2014年の森信雄七段と八木の写真がとてもいい。
→ちっちゃいおっちゃんのパグ犬「八木」(森信雄の写真あれこれ)
11:15
私は競馬は人の付き合いで後楽園の場外で2、3度馬券を買ったことがあるのと、やはり付き合いで大井競馬場へ1度行ったことがあるだけ。競馬のアマチュア15級といったところだろう。
それでも、森信雄七段のブログによく出てくる園田競馬場へは行ってみたいと思っていた。
11:16
森信雄七段が買っておいてくれたのだろう。部屋には競馬紙「競馬キンキ」が人数分。
第3レースの馬券を買う。当たらなくても雰囲気を楽しめる。
11:30
Tご夫妻、Kさん、Mさんが到着。
11:45
お昼ごはんを食べようということになり、やはり森七段のブログによく出てくる場内の園田屋へ。
森七段はカレーライス、Tさん、Kさんの男性陣は煮魚、Tさん、Mさん、奥様の女性陣はきつねうどん、私は木の葉丼。
木の葉丼は、薄く切った蒲鉾と青ねぎを卵で綴じた丼で、私は初めて食べる。東京では決して食べることができないものだ。
11:55
木の葉丼が想像以上に美味しい。後で調べてみると、園田屋は出汁が素晴らしいという。薄味で絶妙な味わいの木の葉丼の秘密は出汁にありそうだ。
おでんも同様に美味しかった。
直前のレースで森七段は三連単を当てており、昼食をごちそうしていただいた。
ありがとうございます。
12:30
Tさん(昨日の2次会で澤田真吾六段の隣に座っていたTさん)が到着。
12:50
昨日の2次会の時の話になり、なぜかヒットマンの話題となる。
そこから、澤田真吾六段は必殺仕事人に出てきたらピッタリなのではないかという話になった。
たしかに、外見的にもその通りだと思った。クールで格好いい仕事人。武器は昼間の仕事で使っている職人道具。
その話をニコニコ聞いていた森七段が、「糸谷君も必殺仕事人になれるね」。
なるほど、相手を普通に殴るだけで絶命させてしまう仕事人のイメージだ。
私が、「大石直嗣六段は温厚でいつもニコニコしている雰囲気だから必殺仕事人っぽくはないですよね」と言うと、森七段は「いや、大石くんは中村主水のタイプだね。いい仕事人になれる」。
なるほど、当然といえば当然だが、師匠は弟子をよく見ている。
そして、「必殺仕事人に全く向いていないのは山崎君」と森七段。
狙いをつけた相手にすぐバレてしまいそうだから、というのがその理由。
たしかに、山崎隆之八段に必殺仕事人のイメージはない。
棋士を、必殺仕事人にいそうなタイプといなさそうなタイプに分類するのも面白いと思った。
(つづく)