2018-07

読む

「B級1組=鬼の棲み家」が死語になっていた時代

将棋世界2004年7月号、「第63期順位戦B級1組」より。  一時、B2からの昇級者が当然のように一期で通過していった。いわゆる「顔パス状態」で、鬼の棲み家という言葉が死語になっていたが、再びその名にふさわしい場となってきた。  棋界の層が...
将棋関連書籍Amazon売上TOP10

将棋関連書籍amazonベストセラーTOP30(2018年7月14日)

amazonでの将棋関連書籍ベストセラーTOP30。
観戦記

清水市代女流王位(当時)「今は胃腸(いちよ)の調子が悪いので…」

将棋世界2004年12月号、野村隆さんの第15期女流王位戦五番勝負〔清水市代女流王位-矢内理絵子女流四段〕第2局観戦記「急転直下の結末」より。  投了寸前の局面から清水が大逆転。またしても矢内は好局を落としてしまった。逆に見れば第1局に続き...
読む

「棋士の登山は一緒に下山しない」

将棋世界2005年1月号、河口俊彦七段(当時)の「新・対局日誌」より。  3階の事務室に寄ると、居合わせた西村九段に「薬師岳へ行ったそうだね」と声をかけられた。 「僕も、飛騨側から入り、大縦走で行ったことがある。40年も昔の話だがね」  そ...
読む

谷川浩司二冠(当時)「棋士というのはよく負ける職業なのです」

将棋世界2004年9月号、鈴木輝彦七段(当時)の「古くて新しいもの」より。  升田先生の言葉に「笑える時に笑っておけ」がある。笑いが止まらない程の大活躍を見せても、いつか笑えなくなる時が、どんな棋士にも来る。そんな意味かと思ってきたが、年を...