棋王戦第1局は佐藤康光九段の勝利。
久保利明棋王の石田流に対して、佐藤康光九段が4手目に角交換を仕掛け、その後ずっと優勢を保っていたように感じた。
5手目に8八同飛と取る手の可否が問われた一局だったのかもしれない。
それにしても、A級順位戦での敗戦の33時間後でありながら、超序盤から果敢に攻めて行った佐藤康光九段の将棋は格好いいと思った。
ところで、昼食予想では両対局者とも「カレーライス」あるいは「幕の内弁当」としていたが、結果は両対局者とも「チャーハン」。
全くの盲点を突かれてしまった。
昨日の私の昼食はチャーハンだったのに。
完璧な見落としである。
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順位戦B級1組では、渡辺明竜王が深浦康市王位に勝ち、A級昇級を決めた。
ようやく落ち着くところに落ち着いたという感じだ。
渡辺明竜王と羽生善治四冠の年齢差が14。
中原誠十六世名人と谷川浩司九段の年齢差(15)とほぼ等しいことを、さっき計算して知った。
だからどうした、と言われると、何も言えなくなるが。