2017-04

タイトル戦の食事

第75期名人戦第2局対局場「藤田記念庭園」

佐藤天彦名人に稲葉陽八段が挑戦する名人戦、第2局は青森県弘前市のの「藤田記念庭園」で行われる。→生中継( AbemaTV) 「藤田記念庭園」は、弘前市出身の藤田謙一氏が1919年(大正8年)に別邸を構える際、東京から庭師を招いてつくらせた江...
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羽生善治五冠(当時)「3ヵ月もあれば藤井システムの対策はできる。けれど藤井さんもまた3ヵ月の間に新しい作戦を用意してくる」

将棋世界2001年3月号、加藤昌彦さんの「あほんだら、アウトロー 〔いつか会えたなら 羽生善治五冠〕」より。  そんな羽生に立ちはだかるのは、平成12年12月、第13期竜王戦の藤井猛だった。トラの子の竜王位を藤井が最強振り飛車で死守するか、...
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加藤一二三九段が滝を止めた旅館のCMに出演した大山康晴十五世名人

将棋世界1982年6月号、能智映さんの「棋士の楽しみ」より。  大山は第一人者の地位を永く保っている人だけに、CMにも数多く出演している。テレビのCMだけでも5つや6つではないはずだ。 (中略)  大山と近しい日中象棋協会の藤尾英之介氏は、...
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戦慄の石田流破り応用編

将棋世界2002年1月号、河口俊彦七段(当時)の「新・対局日誌」より。  この日も、特別対局室で丸山名人が行方六段と対戦している。  戦型は十八番の「横歩取り」。両者慎重に指し進めて、1図となった。行方六段が▲6六歩と突いたところだが、これ...
棋士のエピソード

中原誠名人と加藤一二三十段(当時)がホテルの同室に泊まった日

将棋世界1982年5月号、能智映さんの「棋士の楽しみ」より。  その囲碁で2日制に挑んだのが、いまをときめく中原誠名人と加藤一二三十段の両タイトルホルダーだった。  ともに将棋界では、お世辞にも”打ち手”とはいえない。「まだ、見たことはない...