湯川博士さんの新しい著書「山姥は、夜走る」(朝日新聞出版)が4月7日に発売される。
介護笑説と銘打たれた、実録路線のエッセイ。
本の内容紹介では『80代半ばの老母を自宅で「老老介護」する日々を、ユーモアに包んで綴ったエッセイ』と書かれているが、『実際にあった落語のようなエピソードが何篇も描かれているエッセイ』と言いかえたほうが分かりやすいかもしれない。
湯川博士さんの手にかかると、やや深刻なことでも明るい形で解決されてしまう。
話の中には湯川恵子さんも登場してくる。
楽しく笑いながら読める一冊だ。
解説と腰巻は直木賞作家の出久根達郎さん。
介護笑説 山姥は、夜走る 価格:¥ 609(税込) 発売日:2010-04-07 |
[内容紹介]
還暦を過ぎた男性著者が、80代半ばの老母を自宅で「老老介護」する日々を、ユーモアに包んで綴ったエッセイ。今日はショートステイの日なのに、突然「行きたくない」といわれたらどうする?何度も聞いた昔話を楽しく聞く方法とは? また、介護をしていない兄弟との間の相続問題や突然の施設の閉鎖や急病への対応法など、自宅で老親と暮らす上で次々に振ってくる難題を明るく乗り越えるノウハウがいっぱい。
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「山姥は、夜走る」の表紙の絵は、将棋ペンクラブ会報の表紙を担当している画家の中原周作さんによるもの。
中原さんはテレビ東京で法廷画(裁判所内での被告の顔など)も描いている。
イチローをもっと美男子にしたような雰囲気の中原周作さんだ。
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「山姥は、夜走る」の出版を記念して、「出版記念寄席」が4月20日に上野広小路亭で開催される。
バトルさんが描く一コマ漫画、このようなネタが「山姥は、夜走る」には満載されている。
この寄席には、2月に「キムラ弁護士、小説と闘う」を出した木村晋介弁護士も相乗りする。
キムラ弁護士、小説と闘う 価格:¥ 1,680(税込) 発売日:2010-02-11 |
出演は、
あっち亭こっち
木村家べんご志
仏家シャベル
バトルロイヤル風間
中田陽子(講談)
(ゲスト)